ゴールデンウィーク明け
ゴールデンウィーク明けということもあり
鬼のような満員電車に揺られてきた。
月曜日はジャンプを読みながら通勤する日と憲法で決まっているのは、みんな公民の授業で習っていると思うが、
今日は憲法違反にならざるを得ない込み具合。
腕も上にあげれないほどぎゅうぎゅう詰めでこんなんじゃスマホも見れない。詰め込まれすぎて、もう少しで隣の人と融合してしまうんじゃないかと心配していた。融合してしてしまった場合、どちらの職場に行ってどちらの家に帰宅すればいいのやら。
そんな満員電車でよく体験するのが、満員なのを良い事に電車の揺れに一切踏ん張ってバランスをとることをせず、揺れのままに身体を預けている人がいるのことだ。
もはや人権を放棄して、自らを貨物としてやがる。出勤じゃなく出荷といっても過言ではない。
この出荷されている生きたホモサピエンスの重量は平均で64kg(オス)にのぼり、それが何匹もまとまって揺れている。この生きたホモサピエンスの塊の揺れを支えているのは、まだ人権を放棄していない電車の端っこのサラリーマンだ。
これから仕事というなの戦場に赴くというのに、一つ目の戦場は満員電車の端っこだ。
ボスを倒しにいくのに、道中の雑魚にHPを削れれる。道中にセーブポイントも宿屋もないダンジョンと同じだろう。
こんなだるいダンジョンにGW明けから向かっているサラリーマンは、もっと称えられてもいい。村で強めの装備をもらってほしいし、はぐれメタル的なやつにいっぱい遭遇してほしい。
ダンジョンはそれくらい大変なのだ。
そんなダンジョンを終えてきたGW明けの月曜日。